デジタル放送推進協会 (Dpa)は29日、地上デジタル放送の新録画ルール「ダビング10」について、現在の状況を報告した。当初、開始予定日時としていた6月2日午前4時について、「依然として確定日とすることができない状況」としている。
Dpaによると、ダビング10の運用開始日時については、放送事業者と受信機メーカーが連携し、情報通信審議会の情報通信政策部会に設置された「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」の合意を受けて決定することになっていた。
しかし、5月13日に開催された検討委員会の会合でも合意に至らず、また、5月29日に開催された会合でも状況の変化がなく、依然として関係者の合意が得られていないという。
Dpaでは、「引き続き、情通審の審議を見守っていく」としている。
関連情報
■URL
「ダビング10」に関する準備状況について
http://www.dpa.or.jp/news/news080514.html
関連記事:6月2日の「ダビング10」延期が確定[AV Watch]
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080529/dub10.htm
■関連記事
・ 「ダビング10を人質にはしていない」権利者側が補償金問題で会見(2008/05/29)
( 永沢 茂 )
2008/05/29 21:26
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