ノルウェーのOpera Softwareは6日、米Haute Secureと提携し、同社のマルウェア防止ソリューションを次期ブラウザ「Opera 9.5」に搭載することで合意したと発表した。
Haute Secureは、Webベースのマルウェアを防止し、個人情報が盗まれないようにするためのソリューションを提供している。同社はGoogle、Phishtank 、Spamhausと提携してブラックリストを作成しているほか、ユーザーコミュニティによって危険なサイトをレーティングする仕組みも統合している。この仕組みによって、ユーザーは知らないうちにマルウェアをダウンロードして、個人情報を盗まれる危険を回避することができるという。
一方でOperaはすでに、Opera Fraud Protection技術を有している。これにHaute Secureの技術が統合され、Opera 9.5で提供されることになる。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.opera.com/pressreleases/en/2008/06/06/
Haute Secure(英文)
http://hautesecure.com/
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/06/09 13:16
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