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グーグルが開発者向け日本語サイト拡充、「日本人開発者に期待している」


現在公開している日本語ドキュメント
 グーグルは10日、開発者向けサイト「Google Code」において、技術ドキュメントの日本語版ページを拡充した。

 Google Codeでは、Googleが提供するさまざまなAPIやツールの詳細な技術情報を公開している。2008年4月より、「OpenSocial」と「YouTube Data API」のページから日本語化を開始したが、「Google Developer Day 2008 Japan」の開催にあわせて、他のAPIの日本語ページや動画を公開した。

 今回、日本語ページを公開したものは、「Google Gadgets API」「Google Themes API」「Google AJAX APIs」「Google AJAX Search API」「Google AJAX Feed API」「orkut デベロッパーホーム」「Google Chart API」などで、すでに公開しているページについても情報追加などのアップデートをしている。


日本人開発者はデザインセンスが高い

日本人開発者の作例。Google Maps API for Flashを利用したフライトシミュレータ。手前の装置がコントローラで、前後左右に傾けることで地図上を飛行機が移動する。「外付けのデバイスで操作するという発想は、我々にはなかったもの。」(石原氏)
 グーグルのビジネスプロダクトマネージャーを務める石原直樹氏によれば、「Googleが提供しているAPIは90種類以上」だという。また、「日本人開発者の能力の高さに期待している」と述べた。

 日本人開発者のエピソードとして、「Google Maps」機能をFlashのActionScriptで利用できるAPIツールキット「Google Maps API for Flash」の事例を挙げた。「Google Maps API for Flashを公開してから2〜3日で、日本のデベロッパーサイトにサンプルアプリケーションが多く上がっていた。Google本社の者がそれを見つけたとき、かなり手の込んだものが上がっていたので、事前にAPIが出てしまったのかと騒ぎになったほど」だという。

 日本人開発者の特徴として、石原氏は「デザインセンスがある」と話す。「Google App Engine(WebアプリケーションをGoogleのインフラを使って公開できる無料サービス)を提供することで、開発者はアプリケーションの作成に集中できるようになり、インターフェイス周りなどのデザインにもこだわり始めた」という。プログラマーのデザインセンスが上がったことに加え、「デザイナーでもコードを書く能力が高い人も多い」とのことだ。

 このほか、Googleでは、優秀な開発者を認定する「Google API experts program」を発表している。Googleが提供してる各種APIごとにエキスパートを認定し、コミュニティを開設する。すでに日本人のエキスパートも登録されている。エキスパートになることのメリットについて石原氏は、「エキスパートの方々とは毎月会合を行なって情報交換をする。その中で、まだ一般公開されていないGoogleの最新技術情報も紹介し、ディスカッションしていく。また、不定期に行なっている開発者向けのイベントにも優先的に招待する」と説明した。


関連情報

URL
  Google Code
  http://code.google.com/intl/ja/
  Google Japan Blogの該当記事
  http://googlejapan.blogspot.com/2008/06/blog-post.html

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( 野津 誠 )
2008/06/11 16:11

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