マイクロソフトは8日、Accessに関連するActiveXコントロールの脆弱性を悪用する攻撃について現在調査を行っていることを明らかにし、脆弱性の回避策などをまとめたセキュリティアドバイザリを公開した。
セキュリティアドバイザリによれば、この脆弱性はAccessで作成したレポートを見るためのソフト「Snapshot Viewer for Microsoft Access」に同梱されているActiveXコントロールに存在するもの。脆弱性を悪用された場合、特別に細工されたWebページにアクセスしただけで、任意のコードを実行させられる危険がある。
Snapshot Viewer for Microsoft Accessは、マイクロソフトのサイトで無料配布されている。また、該当するActiveXコントロールはAccess 2003/2002/2000にも含まれているため、これらの製品をインストールしている場合にも影響がある。
セキュリティアドバイザリでは、この問題の回避策として、該当するActiveXコントロールがInternet Explorer上で実行されることを防ぐためのレジストリの変更手順を紹介している。
関連情報
■URL
マイクロソフトセキュリティアドバイザリ(955179)
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/advisory/955179.mspx
( 三柳英樹 )
2008/07/08 14:51
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