イー・ガーディアンは8日、インターネット上の自殺・殺人・犯罪予告などを自主的に探索・発見し、110番通報するボランティア活動を開始したと発表した。通報する基準は、実行する日時や場所が具体的に書かれており、通報することで対策がとれるもの。
イー・ガーディアンではブログやSNS、掲示板の投稿監視サービスを提供しており、約80サイト、1日約25万件の投稿をチェックしているという。この通常業務内でも、該当する犯罪予告などの書き込みが1日に1、2件の割合で見つかっており、その都度顧客企業に報告していた。
今回開始したボランティア活動では、イー・ガーディアンの監視スタッフを1日につき1名、1~2時間程度割り当て、顧客企業以外のサイトを広く対象とする。具体数は明らかにしていないが、10代~20代の若いユーザーに人気のある大手サイトは、携帯電話向けサイトも含めて対象にするとしている。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.e-guardian.co.jp/pdf/press_release_20080708.pdf
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( 永沢 茂 )
2008/07/08 17:55
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