デンマークのSecuniaは7日、ウイルスとスパイウェアを検知・駆除できる無料オンラインサービス「Panda ActiveScan」において、ユーザーのシステムが乗っ取られる可能性がある脆弱性が見つかったことを明らかにした。Secuniaでは、脆弱性の危険度は5段階中で上から2番目の“Highly critical”とレーティングしている。
Secuniaによれば、ActiveScan 2.0のAV Class ActiveXコントロール(as2guiie.dll)において、境界エラーなど2つの脆弱性があり、これらを悪用されると任意のコードが実行される恐れがあるとしている。最新のActiveScanにアップデートすれば、脆弱性を回避できる。
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■URL
Secuniaのセキュリティアドバイザリ(英文)
http://secunia.com/advisories/30841/
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( 増田 覚 )
2008/07/08 18:01
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