Tiffanyの偽ブランド品がインターネットオークション「eBay」に出品されていた問題を巡り、米Tiffanyが米eBayに管理責任を追求していた訴訟で、連邦地方裁判所がTiffany側の請求を却下した。eBayが14日、明らかにした。
今回の訴訟では、eBay側に管理責任があるのか、Tiffany側にブランドを守る責任があるのかが問われていた。裁判所は、eBayが疑わしい偽ブランド品を削除するために適切な処置を行っていたと指摘。その上で、商標権を持つTiffanyがeBayをパトロールして、ブランドを守る責任があるとの判断が下された。
今回の決定についてeBayは、「我々が偽ブランド品に対して正しい対処をしていたことが示された。また、ブランドを保護するのは、商標権者の責任であるということも認められた」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://news.ebay.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=322126
( 増田 覚 )
2008/07/15 19:30
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