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米国人の77%、ネット上の自分の評判について心配

個人Webサイトが有効な対策か?

 米国人の4人に3人以上(77%)が、自分がブログに投降した内容や写真、SNSのプロフィールなどに書いた情報によって、自分がどのように見えるかを心配していることが明らかになった。米大手ホスティング会社の1&1 Internetが、調査会社のMaCorr Researchに委託して行った調査の結果によるものだ。

 米国の18歳から65歳までの1006人に対して行った調査によると、89%の人は、ブログの投稿や写真、SNSのプロフィールを含め、何らかの自分の個人情報がインターネット上にあると考えている。また18%の人は、こうしたネット上の個人情報によって描き出される自分のイメージは間違った印象を与えていると考えており、そのうち27%が後になってネットに投稿したことを後悔していた。

 それでいながら、76%はネット上にある情報をもとに、その人となりを判断すると回答。また、58%は、新たに会った人についてネットで検索をすると回答した。そのような場面は求職、仕事上の関係、異性との出会い、ルームメート探しなど、さまざま社交的場面にわたる。

 こうしたことから、67%は、ネット上の自分のイメージは注意深く管理され、かつ正確でなければならないと考えている。

 では、自分のイメージを正確にコントロールするためには、どのような方法が最適だろうか。70%の人が、自分の「個人Webサイト持つこと」と回答した。

 これに関して、さらに700人に対して調査を行ったところ、MySpaceやFacebookのようなSNSにページを持つことに比べ、個人Webサイトを持った方が自分のネット上のイメージを十分にコントロールできると考えていた人が85%に上った。また、80%は、個人サイトによる自分のイメージが実際の自分を反映していると考え、77%がSNSの自分のページよりも、より積極的なイメージを作ることができたと考えていた。


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URL
  ニュースリリース(英文)
  http://press.1and1.com/index.php?MSID=ac170c21wSMAeV3lg6XfC13sHVWgB7dd&page=press&mode=displayDetail&id=658


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/07/17 12:42

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