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TransferJetのロゴ
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7月17日、映像や音楽ファイルなどの高速データ転送を可能にするための近接無線転送技術「TransferJet」に関するコンソーシアム設立が日本企業を中心とした15社によって発表された。
TransferJetは、4.48GHz帯を利用し、理論値で最大560Mbps、実効値で375Mbpsの転送が可能な無線技術。通信範囲は3cm以内で、機器同士を直接かざすだけで通信が可能であり、デジタルカメラをテレビにかざして静止画を画面に映し出す、携帯電話をオーディオ機器にかざして音楽ファイルを転送するといった利用形態が想定されている。
コンソーシアムにはソニー、キヤノン、Eastman Kodak、日立製作所、日本ビクター、KDDI、ケンウッド、松下電器産業、ニコン、オリンパスイメージング、パイオニア、SAMSUNG ELECTRONICS、セイコーエプソン、Sony Ericsson Mobile Communications、東芝の15社が参加。TransferJetの相互相互接続性を確保するための規格やガイドラインの策定、ライセンススキームの確率、ロゴマークの運営管理などを行うと同時に、同技術の採用を業界に働きかけ、TransferJetを適用した製品・サービスの開発・普及・促進を目指すとしている。
【お詫びと訂正 2008/07/18 11:10】
記事初出時、通信範囲を「3m以内」としていましたが、正しくは「3cm以内」です。お詫びして訂正いたします。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.transferjet.org/news/press/200807_001.html
TransferJet
http://www.transferjet.org/
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http://bb.watch.impress.co.jp/cda/event/20595.html
( 甲斐祐樹 )
2008/07/17 19:56
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