Microsoftのデスクトップ検索ソフト最新バージョンである「Windows Search 4.0」が、7月中にもWindows Updateで提供開始されることが21日、明らかになった。
Windows Searchは、「Windowsデスクトップサーチ」の後継となるデスクトップ検索ソフトで、Windows Vista/XPおよびWindows Server 2008/2003に対応している。Windows Vistaには、すでにデスクトップ検索機能が標準搭載されているが、Windows Search 4.0によって検索速度の向上などを含む新機能を利用できるようになる。
こうした機能改良があるため、Windows Search 4.0のインストール後には再起動が必要で、インデックスも再構築する必要がある。Microsoftでは、この再構築作業でPCが使用できなくなることはなく、比較的早く作業が完了すると説明している。
Windows Updateが開始される日付は「7月下旬」とされている。Windows XP環境では、追加選択アップデートとして提供される。したがってXPユーザーは、Windows UpdateでWindows Search 4.0をインストールする場合は手動で指定する必要がある。一方、Windows Vistaでは推奨アップデートとなる。さらにWindows Vista SP1環境では、Windows Updateの設定によっては自動的にアップデートされる可能性もあるという。
なお、アップデート作業は徐々に行われ、全ユーザーが同一日にWindows Updateを受け取れるわけではないとしている。
すでにWindows Search 4.0は6月3日にリリースされており、必要なら直接インストールすることも可能だ。
関連情報
■URL
Windows Vista公式ブログの該当記事(英文)
http://windowsvistablog.com/blogs/windowsexperience/archive/2008/07/21/windows-search-4-0-to-become-available-on-windows-update.aspx
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・ マイクロソフト、「Windowsデスクトップサーチ 3.0」をリリース(2006/10/27)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/07/22 12:50
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