ヤフーは22日、カスタマーサポート業務専門の子会社「ヤフーカスタマーリレーションズ株式会社」を設立したと発表した。業務開始にあたっては高知市と大分市にオフィスを開設し、各100人のスタッフを採用する予定だ。
新会社の資本金は1000万円で、ヤフーが100%出資。本社所在地はヤフーと同じ東京都港区六本木に置くが、実質的なオペレーションは高知と大分で担当することになる。高知オフィスは10月末の稼働開始予定で、すでにスタッフの募集を開始した。大分オフィスは12月ごろからスタッフ募集を開始し、2009年4月の稼働開始を予定している。
ヤフーではこれまで、社内のCS(カスタマーサポート)本部において、正社員と業務委託社員合わせ約100人体制で顧客からの問い合わせ対応などを行ってきた。今後、高知・大分オフィスを稼働するのに伴い、CS本部の一部業務を移管しながら、カスタマーサポート体制の増強とサービスの強化を図る。
ヤフーでは、全国の候補地の中からコストや自治体の企業誘致制度などの条件を踏まえ、高知と大分を選んだ。スタッフは現地での募集のほか、Uターン・Iターン者も見込んでいる。22日には高知県庁において、ヤフーのCOOやCS本部長が出席して「表明式」を行ったという。
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( 永沢 茂 )
2008/07/22 17:11
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