ソースネクストは、「子供のインターネット利用に関する調査」の結果を公表した。調査では、小学校1年生から中学3年生までの子供を持つ保護者を対象にオンラインアンケートを実施。期間は7月22日~25日で、1151人からの回答を得た。
家庭に子供専用のPCがあるか、PCを子供が自由に使える状態にあるかを尋ねたところ、「自由に使える状態にある」は72.0%だった。さらに、PCからのネット利用で何らかの制限をしているかについては、「制限していない」が54.4%だった。過半数の家庭で子供が自由にネットを利用できる環境であることがわかる。制限しない理由では、「子供の自主性に任せている」37.2%、「特に考えたことがない」28.4%などが多かった。
「制限している」とした回答者に、具体的な制限方法を尋ねたところ、「保護者の前で使わせている」が67.2%で最も多く、次いで「利用時間の制限」45.7%、「フィルタリングソフトやサービスの利用」29.9%だった。また、子供が利用しているWebサイトを「把握している」は77.3%だったほか、ネットの危険性について子供と「話し合ったことがある」は57.9%だった。子供のネット利用における心配事では、「有害サイトの閲覧」58.6%、「ネット犯罪に巻き込まれる」48.4%、「個人情報漏洩」45.4%などが多かった。
子供のネット利用に関する法規制では、「賛成」が73.2%だった。また、子供のネット利用上の考えでは、「条件付き(制限付き)で利用させるべき」が80.2%だった。
|
子供のネット利用における心配事
|
|
子供のネット利用に関する法規制について
|
|
子供のネット利用上の考え
|
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://sourcenext.co.jp/pr/sozai/2008073101.pdf
■関連記事
・ 「フィルタリング加入義務化が望ましい」が4割、総務省調査(2008/06/13)
( 野津 誠 )
2008/08/01 14:22
- ページの先頭へ-
|