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レンタルサーバー利用者の7割はサービスに満足、インプレスR&D


 インプレスR&Dは7月31日、レンタルサーバーの利用者と事業者の双方に対して実施した調査の結果を発表した。レンタルサーバー利用者の73.6%はサービスに「満足している」と回答しており、サービス面では今後も低価格大容量化の動きが継続すると予測している。

 レンタルサーバー利用者へのアンケート調査は、個人および会社でレンタルサーバーを利用している1144サンプルに対して実施。利用しているサーバーの満足度については、「満足している」が32.1%、「やや満足している」が41.5%で、合計73.6%の利用者が好意的に評価している。

 満足している点については、「費用が安価であるから」が73.2%で圧倒的に多く、以下は「ディスク容量が十分にあること」(38.7%)、「メールアドレス数が十分であること」(23.8%)など。

 レンタルサーバー事業者に対しては、国内事業者247社(1144サービス)に対して調査を実施。サービス面では専用サーバーの大容量化が進んでおり、ハードディスク容量200GB以上のサービスのシェアは22.8%に達し、前年度調査(11.2%)の約2倍となった。一方、価格面では前年度調査からは大きな変化は無く、価格を維持したまま大容量化が進む傾向が今後も継続すると予測している。

 また、専用サーバーの利用者に対する調査では、複数台のサーバーを「利用している」が22.1%、「利用していないが、今後利用したい」が31.0%となっており、負荷分散やセキュリティ強化により安定稼動実現のため、複数台構成に対する意向が高まっていると分析。今後は容量や価格といった単純なスペック比較ではなく、複数台構成やマネージドサービスなどのサービスや品質が重要になると予測している。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.impressrd.jp/news/080731/rental_server2008


( 三柳英樹 )
2008/08/01 15:49

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