マイクロソフトは12日、「Visual Studio 2008 Service Pack 1(SP1)」および「.NET Framework 3.5 SP1」のダウンロードによる提供を開始した。マイクロソフトのサイトから無償でダウンロードできる。
.NET Framework 3.5 SP1では、Windows対応アプリケーションを高速に展開する方法として「.NET Framework Client Profile」を新たに提供。.NET Framework Client Profileでは、クライアントアプリケーションに必要となる機能のみを提供することで、.NET Frameworkのサイズを197MBから26.5MBまで縮小する。また、共通言語ランタイムの機能強化により、アプリケーションの起動にかかる時間を20~45%、エンドツーエンドのアプリケーションの実行にかかる時間を最大10%短縮する。
Visual Studio 2008 SP1の機能強化は、.NET Framework 3.5 SP1の新機能を基に構築されており、WPFやAjaxアプリケーション開発のためのツールの強化、ADO.NET Entity Frameworkへの対応、SQL Server 2008への対応などを行っている。
関連情報
■URL
Visual Studio 2008 SP1および.NET Framework 3.5 SP1
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/downloads/sp/vs2008/sp1/
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3501
( 三柳英樹 )
2008/08/12 15:35
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