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Google日本語版のトップページ
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Google日本語版が北京五輪にちなんだサービスを提供中だ。18日に開かれた報道陣向けの定例記者会見で、グーグルが紹介した。
まずトップページのロゴが、中国の伝説上の生物である龍をかたどったデザインになっている。グーグルのトップページのロゴは、イベントなどに合わせて特製ロゴ(ホリデーロゴ)が表示されるが、これまでにも鉄腕アトムやグラハム・ベルをあしらったデザインなどが登場している。
さらに、検索キーワードに特定の語句を入力することで、通常の検索結果とは異なる情報を表示する「OneBox」機能が、北京五輪に対応した。例えば、「オリンピック」と入力するとメダル獲得数上位3カ国を表示するほか、「オリンピック マラソン」など「オリンピック」の後に競技名を入力すると競技の開催日時、メダル獲得者などを表示する。
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「オリンピック」で検索するとメダル獲得数上位3カ国が表示される
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「オリンピック」の後に競技名を入力すると、競技の開催日時、メダル獲得者などが表示される
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Googleのトップページをカスタマイズできる「iGoogle」では、北京五輪のガジェットを公開。国別や競技別の競技日程やメダル数、ニュースなどがわかるようになっている。北京五輪のガジェット追加ページでは、北京五輪に特化した地図サイト「Google マップ」を公開。メダル獲得数や競技日程のほか、北京五輪の競技会場を衛星画像で閲覧することが可能だ。
Googleニュースでは、従来からある「社会」「経済」「政治」「スポーツ」などに加えて、新たに「オリンピック」の項目を追加。五輪関連のニュースだけを閲覧できるほか、競技日程やメダル数を確認できる。携帯電話向け検索サイト「Google モバイル」でも「オリンピック」と検索するとメダル獲得数を表示することが可能。これらの各種機能は、北京五輪終了まで提供する予定だという。
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iGoogleでは北京五輪のガジェットが追加された
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北京五輪に特化した地図サイト「Google マップ」も公開された
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急上昇ワードでは新たに「1日前」「過去1週間」「過去1カ月」のランキングを閲覧できるようになった
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このほか、Googleで検索されている人気キーワードをランキングする「急上昇ワード」では、新たに「1日前」「過去1週間」「過去1カ月」のランキングを閲覧できるようになった。従来のランキングは20分ごとに更新されていたが、今回の機能強化により過去のトレンドも把握可能となり、「お父さんのためのワイドショー講座的な使い方ができるようになった」(同社プロダクトマネージャー倉岡寛氏)。
急上昇ワードの今後について倉岡氏は、その他のGoogleのサービスに統合するほか、キーワードの検索数が急上昇している背景を機械的に提供できる機能などを追加していきたいとしている。
関連情報
■URL
Google 北京五輪 2008
http://www.google.co.jp/intl/ja/landing/summergames2008/
■関連記事
・ Google EarthとGoogle Maps、北京五輪の最新画像(2008/08/04)
( 増田 覚 )
2008/08/18 14:32
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