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実証実験のイメージ図(新宿三丁目駅コンコース内)
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毎日新聞社とブリヂストンは19日、電子ペーパーを使った「デジタルサイネージ」の実証実験を行うと発表した。
デジタルサイネージとは、屋外や店頭などに設置した電子ディスプレイにネットワーク技術を使って情報をタイムリーに表示する新しいメディアのこと。実証実験では、ブリヂストンが開発した電子ペーパーに、写真付きのニュース速報や毎日新聞の1面の紙面イメージ、同社の広告などを配信する。
ブリヂストンの電子ペーパーはカラー/モノクロでA3サイズのもので、高視認性および広視野角といった特徴がある。また、電源を切っても表示が維持されるため、紙の代わりに普及すれば、紙資源の保護による森林保全や省電力による地球温暖化防止に貢献するという。
実証実験には東京交通局が協力。都営浅草線の新橋駅構内と都営新宿線の新宿三丁目駅コンコース内にディスプレイが設置される。期間は2009年3月末までの予定で、新たな情報媒体・広告媒体としての可能性を探っていきたいとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.bridgestone.co.jp/info/news/2008081901.html
関連記事:【Display 2008】電子ペーパー技術に注目が集まる展示ブース[ケータイ Watch]
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/event/39486.html
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