ノルウェーのOpera Softwareは20日、Webブラウザの最新版「Opera 9.52」をリリースした。Windows版、Mac OS X版、Linux版などがあり、同社サイトよりダウンロードできる。
このバージョンでは7件の脆弱性が修正されているため、すべてのユーザーに対してアップグレードを推奨している。修正された脆弱性の中には、スタートアップ時にクラッシュし、任意のコードが実行できてしまう脆弱性や、クロスサイトスクリプティングを許してしまうものなどがあり、いずれも緊急性の高いものだ。
このバージョンではそのほかにも多くのバグが修正されている。Gmailが読み込めなくなる問題や、YouTubeのプレビュー画質が悪かったり、再読み込みしないと動画がうまく表示できなかった問題などが改善されている。
さらにWindows版では、PDFファイルに特殊記号が含まれている場合、Acrobat ReaderプラグインからPDFファイルを開けなくなるバグが修正されている。
関連情報
■URL
ダウンロードページ
http://jp.opera.com/download/
Opera Desktop Team公式ブログの該当記事(英文)
http://my.opera.com/desktopteam/blog/2008/08/20/9-52
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・ 「Opera 9.51」リリース、脆弱性や小さなバグを修正(2008/07/04)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/08/21 11:36
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