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Zohoのドキュメント共有サイト「Zoho Share」発表


　Zohoは21日、Zohoのアプリケーションで作成されたドキュメントをまとめて公開する場所である「Zoho Share」を発表した。

　Zoho Shareでは、Zohoのアプリケーションで作成されたドキュメントをYouTubeのように閲覧できる。ドキュメントは、コンテンツの種類や公開した人などによって分類されており、検索できる。

　これまでZohoで公開されたドキュメントは、それぞればらばらのURLとして作者が知っているだけだったが、Zoho Shareの中に集約できるようになった。もちろん、仲間内で共有されているドキュメントに関しては依然としてプライベートのままであり、Zoho Shareには登録されない。

　Zohoでは、この新サービスを単なる「YouTubeのドキュメント版」としてではなく、Microsoftのビジネス向け情報共有ソフト「SharePoint」を例として挙げ、「YouTube世代のためのSharePoint」と位置付けている。

　また、Zoho Shareで公開するドキュメントは、いくつかのライセンスの中から選んで設定することができるのも特徴だ。パブリックドメインや通常の著作権に至るまで、8つの中から選べる。

　現時点でZoho Shareに対応しているZohoアプリケーションは、Zoho Writer、Zoho Sheet、Zoho Showだが、将来的には他のZohoアプリケーションからも利用できる予定だとしている。

　Zoho Shareで公開されているドキュメントに関心を持ち、作者に連絡したい場合には、作者名をクリックし、「Add As Friend」ボタンをクリックすればよい。作者がFriendとなることに同意すれば、Zoho Shareに統合されたチャット機能「Zoho Chat」でリアルタイムに連絡を取り合うことができる。

　Zohoはビジネス向けのサービス「Zoho Business」のプライベートベータテストを行っているが、このサービスが公開され次第、Zoho Shareがそのダッシュボードなる予定だ。そこでは企業組織の中で公開されている内部文書を一覧できるようになるという。

関連情報

■URL
　 Zoho Share
　 http://share.zoho.com/
　 Zoho公式ブログの該当記事（英文）
　 http://blogs.zoho.com/general/introducing-zoho-share-sharepoint-meets-youtube/


（ 青木大我 taiga@scientist.com ）
2008/08/22 11:42

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