イーバンク銀行は22日、VISAのデビット機能付きキャッシュカード「イーバンクマネーカード」の一部取り引きで不具合が発生したことを明らかにした。21日の入金および引落しが、22日にも重複して行われた。システムを委託しているNTTデータで発生した不具合が原因だという。
不具合の対象となった出金取引は、1)通信料金、新聞料金等の毎月料金が発生する取引、2)取引当日には引落しされず、後日に利用代金が引落しされる取引、3)海外利用における為替差額などが、後日引落しされる場合の取引。同じく入金取引については、1)一部の返品や取消の取引、2)海外利用における為替差額などを、後日返金する場合の取引が、対象となっている。
イーバンク銀行では、22日中にこれらの二重取引をすべて補正し、対象ユーザーにメールで通知した。なお、不具合が発生した取引件数については、「把握しているが、公表の是非についてNTTデータに確認中」としている。
【お詫びと訂正 2008/08/25 18:55】
記事初出時、不具合が発生した取引件数について、「正確な数値を確認中」としていましたが、正しくは「把握しているが、公表の是非についてNTTデータに確認中」です。お詫びして訂正いたします。
関連情報
■URL
イーバンクマネーカードの一部取引に関する引落しの不具合について(続報3)
http://www.ebank.co.jp/kojin/news/important/information_236.html
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( 増田 覚 )
2008/08/25 14:08
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