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IE8には閲覧履歴などのプライバシー管理機能が搭載 |
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マイクロソフトのInternet Explorer（IE）開発チームは25日、次期ブラウザのIE8に閲覧履歴などを管理できるプライバシー機能を搭載することを明らかにした。 新たに搭載されるプライバシー機能は、閲覧履歴などの保存を一時的に停止する「InPrivate Browsing」や、閲覧記録が他のサイトに通知されることを防ぐことができる「InPrivate Blocking」など。また、閲覧履歴の削除についても改良を行う。これらの機能は、公開予定のIE8 Beta 2から利用できるようになるという。 InPrivate Browsingは、閲覧履歴などを保存しないように設定できる機能で、この機能を有効にしている間は閲覧履歴やCookie、インターネット一時ファイル、フォームデータ、パスワードなどがIEに保存されなくなる。従来の履歴などはそのままで、機能を有効にしている間のデータのみが保存されない。 InPrivate Blockingは、Webページに埋め込まれたトラッキング用のJavaScriptなど、サイトの閲覧履歴が他のサイトに通知されることを防ぐことができる機能。ブロックするサイトは手動で設定が可能なほか、ブロック対象のリストをRSSで読み込むことができる「InPrivate Subscriptions」機能も提供される。 また、IE7から搭載された閲覧履歴などをまとめて削除できる機能についても、お気に入りに入っているサイトについてはCookieや一時ファイルを消去しないといった設定が可能となる。 関連情報 ■URL IE開発チーム公式ブログの該当記事（英文） http://blogs.msdn.com/ie/archive/2008/08/25/ie8-and-privacy.aspx ■関連記事 ・ 「IE8」ベータ2は8月に公開予定（2008/06/04）
（ 三柳英樹 ）
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