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映画のダウンロード購入はまだまだ少数派〜米NPD Group調査


 映画のダウンロード購入に消費する金額はまだ少ないとの調査結果を、米大手調査会社のNPD Groupが16日に発表した。この分野では依然としてDVDが映画を見るための手段として支配的地位を占めているという。

 消費者が映画や動画のために取り分けた予算のうち、映画のDVDを購入するのに費やされたのは41%に上った。また、11%がテレビ番組のDVDに、29%がDVDレンタルに、18%が映画チケット購入に費やされ、Web上のデジタルフォーマットの映画やテレビ番組の購入・レンタルに費やされた金額はわずか0.5%にすぎなかった。

 とはいえ、映画を見る手段は多様化しているようだ。ここ3カ月以内に1本の映画をどのような手段で視聴したかを訊ねると、67%が所有するDVD、半数がレンタルDVD、18%がビデオオンデマンドサービス、8%が携帯電話やデジタル音楽ビデオプレーヤーなどのポータブル端末、6%がファイル共有サービスによるダウンロードファイルをコンピュータ画面あるいはテレビ画面で視聴していた。Webからのダウンロード販売で購入したものを見た人はわずか2%だ。また、52%はYouTubeなどの動画サイトでストリーミング動画を見ていた。

 この調査結果について、エンターテインメント担当シニア業界アナリストであるRuss Crupnick氏は「近い将来にデジタル革命が来るという言い方は多分大げさすぎるのだろうが、我々が最近音楽業界で見てきたように、新しいコンテンツ配信方法は消費者に素早く定着することがある。だからこそ多くのホームビデオ企業が積極的にデジタル戦略を遂行しているのであり、それは必ず転換点が来るからだ。しかし、それは明日来るわけではない」とコメントしている。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://www.npd.com/press/releases/press_080916.html

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/09/17 11:52

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