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国別の統計
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コムスコア・ジャパンは17日、米comScoreの調査によるアジア・パシフィック地域の検索関連ランキングを発表した。利用する検索サイトの1位は「Google」で、総検索回数は90億7300万回だった。
米comScoreの集計データによれば、アジア・パシフィック地域全体の検索回数は270億回で、利用サイト1位である「Google」の検索回数シェアは33.5%を占めた。2位は「Baidu.com」で74億600万回(シェア27.4%)、3位は「Yahoo!」で53億4200万回(同19.7%)、4位は韓国の「NHN」で12億3900万回(同4.6%)、5位は中国の「Alibaba.com」で8億2300万回(同3.0%)だった。
国別の統計見ると、アジア・パシフィック地域全体のユニーク検索者数は3億3512万4000人で、1人当たりの月間検索回数は80.7回だった。ユニーク検索者数の1位は「中国」で1億4350万人、2位は「日本」で6112万人、3位は「インド」で2340万人。1人当たりの月間検索回数では、「韓国」が最も多く102.8回だった。次いで、2位が「オーストラリア」で102回、3位が「日本」で100.8回だった。
コムスコアのアジア・パシフィック担当副社長であるウィル・ホッジマン氏は、「アジア・パシフィックではGoogleが依然市場をリードしているものの、Baidu.comの追い上げは激しく両者の差は6%にまで縮まっている。この地域での両者のトップポジション競争とインターネットユーザーがどちらを選ぶのか、非常に興味深いものがある」とコメントしている。
関連情報
■URL
コムスコア・ジャパン
http://www.comscore.com/jp/
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( 野津 誠 )
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