Mozillaは23日、Webブラウザ「Firefox 3.0.2」をリリースした。不具合などの修正のほか、脆弱性の修正も行われており、Mozillaではユーザーに対してアップデートを推奨している。Windows版、Mac OS X版、Linux版がMozillaのサイトからダウンロードできる。
Firefox 3.0.2では、合計5件の脆弱性を修正。5件のうち、2件は危険度が4段階で最も高い“Critical”、2件は3番目に高い“Moderate”、1件は最も低い“Low”とされている。危険度の高い2件の脆弱性については、悪用された場合に任意のコードを実行させられる危険があるという。
このほか、不具合の修正としては、Mac OS X版においてFlash内で日本語のテキスト入力ができない問題などを修正している。
また、Firefox 2についても、脆弱性などを修正した「Firefox 2.0.0.17」をリリースした。Firefox 2.0.0.17では、Firefox 3.0.2と同様の脆弱性を含む合計9件の脆弱性を修正している。
関連情報
■URL
ダウンロードサイト
http://mozilla.jp/firefox/all
Firefox 3.0.2リリースノート
http://mozilla.jp/firefox/3.0.2/releasenotes/
Firefox 2のダウンロード
http://mozilla.jp/firefox/all-older
Firefox 2.0.0.17リリースノート
http://mozilla.jp/firefox/2.0.0.17/releasenotes/
■関連記事
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・ 「Firefox 2.0.0.16」リリース、2件の脆弱性を修正(2008/07/16)
( 三柳英樹 )
2008/09/24 14:28
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