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衛星画像から車を自動認識するソフト開発、渋滞状況の調査などに


検出結果の例
 大日本印刷は24日、衛星画像から一括処理で自動車を自動認識するソフトを開発したと発表した。道路や屋外駐車場における混雑状況を調査するなどの応用を想定している。

 米DigitalGlobeの地上観測衛星「QuickBird」による、解像度61cmのモノクロ画像を利用する。1シーンあたり1万3032×1万3028画素とサイズが大きいため、複雑な処理では時間がかかるとともに、画像に写る自動車は5×5画素ほどのため、自動で認識することが困難だったという。しかし、大日本印刷では自動車の共通した金属の反射パターンを発見し、自動認識の高速処理と70~80%の精度を実現したとしている。

 このソフトの開発には、衛星画像や航空写真を利用したシステムを販売するインフォサーブが協力した。同社では、システム開発企業などに対してサンプルソフトウェアを10月1日より無償提供する。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.dnp.co.jp/jis/news/2008/080924.html


( 永沢 茂 )
2008/09/24 19:38

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