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ネットバンキング利用率は71.8%、インターワイヤード調査


 インターワイヤードは25日、インターネットバンキングに関するアンケート調査の結果を発表した。調査では、利用者の86.1%はネットバンキングに満足しており、最も満足度が高かったのは「住信SBIネット銀行」という結果となった。

 調査は、インターワイヤードが運営するネットリサーチ「DIMSDRIVE」のモニターを対象として、5月28日~6月5日にネット上でアンケートを実施。9859人から回答を得ている。

 調査によれば、ネットバンキングの利用率は71.8%で、性年代別では男性40代の81.4%が最も高い。ネットバンキングで利用しているサービスについては、「残高照会・入出金紹介」が91.6%で最も多く、以下は「振り込み、口座振替」(78.4%)、「ネットショッピングなどの支払い・決済」(45.4%)、「入金等のメールお知らせサービス」(32.5%)などとなっている。

 ネットバンキングを利用している理由については、「窓口やATMに行かなくて良いから」(73.1%)、「24時間いつでも利用できるから」(72.2%)の2項目が多く、以下は「手数料が安い・無料だから」(56.2%)、「リアルタイムで振り込み・決済などができるから」(41.9%)、「並ばずに取引や手続きができるから」(35.3%)などが続く。

 ネットバンキングの利用頻度は、「月に2~3回」が34.2%で最も多く、以下は「週に1回」の18.0%、「月に1回」の15.4%など。「ほぼ毎日」使用している人は3.1%で、週1回以上利用している人の合計は36.6%となる。

 ネットバンキングで重視している点では、1位の「24時間いつでも利用できる」(79.8%)と、2位の「手数料が安い・無料」(66.0%)は、ネットバンキングを利用している理由でも上位に挙がっているが、3位には「セキュリティ対策がしっかりしている」(50.7%)がランクインしており、セキュリティ面についてのユーザーの関心も高い。逆に、ネットバンキングを利用していない人に理由を尋ねた質問でも、「セキュリティに不安を感じるから」が41.3%で最も高くなっている。

 現在利用しているインターネットバンク(複数回答)は、「イーバンク銀行」が84.3%で圧倒的に多く、以下は「ジャパンネット銀行」(25.3%)、「ゆうちょ銀行」(24.9%)、「三菱東京UFJ銀行」(21.1%)など。メインで利用しているインターネットバンクについても、イーバンク銀行が51.4%で半数以上となった。

 メインで利用しているインターネットバンクについての満足度を尋ねた調査では、「とても満足している」「まあまあ満足している」の合計の割合は、「住信SBIネット銀行」が96.6%で最も高かった。以下は「ソニー銀行」(95.2%)、「セブン銀行」(95.2%)など。調査対象の銀行はすべて満足度が8割を超えており、イーバンク銀行の満足度は85.9%となった。


関連情報

URL
  「インターネットバンキング」に関するアンケート
  http://www.dims.ne.jp/timelyresearch/2008/080925/


( 三柳英樹 )
2008/09/26 15:28

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