ジャストシステムは1日、表計算ソフト「三四郎2008」の脆弱性に対応するアップデートモジュールの最新版を公開した。同社サイトや「JUSTオンラインアップデート」ソフト経由で入手できる。
8月下旬、同社のワープロソフト「一太郎」に見つかった脆弱性の影響が、三四郎2008にも及ぶことがわかった。この脆弱性を悪用する一太郎の文書ファイルを三四郎2008で表示すると、任意のコードを実行され、PCが不正に操作される危険性がある。今回公開した最新版のアップデートモジュールを適用することで、そのようなファイルを三四郎2008で表示しても不正な動作が発生しなくなるとしている。
なお、一太郎についてはすでに9月半ばに、この脆弱性に対応するアップデートモジュールやセキュリティ更新モジュールなどが提供されていた。
関連情報
■URL
三四郎2008 アップデートモジュール
http://support.justsystems.com/faq/1032/app/servlet/qadoc?QID=041737
一太郎の脆弱性を悪用した不正なプログラムの実行危険性について
http://www.justsystems.com/jp/info/pd8002.html
■関連記事
・ 「一太郎」に任意のコードを実行される脆弱性(2008/08/26)
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( 永沢 茂 )
2008/10/01 13:13
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