ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)は、Webサーバーへの不正アクセスによるWebページの改竄が確認されたとして、サービスを全面停止した。また同社が送信したメールの一部に不正サイトへのリンクが含まれていたとして、ユーザーに対してウイルスに感染していないか確認を求めている。
GDOによれば、9月30日の午前11時半頃にサーバーの一部に改竄を発見。午後2時半にサービスを一時的に閉鎖し、10月1日の午前9時に復旧したが、アクセス集中によりサイトが不安定な状態が継続したため、再度サービスを停止。その後、断続的にサイトを再開したが、テスト運用の結果、再度の改修を行うとして、10月2日午後6時からサービスを全面停止している。
GDOでは、この件について調査・検証した結果、個人情報の漏洩は確認されていないとしている。
また、9月30日午前10時から午後9時の間にGDOから配信されたメールの一部に、不正サイトに誘導するための文字列が記載されている場合があったとして、文字列をクリックした場合にはウイルス感染の可能性があるとして、ウイルス対策ソフトなどによる確認を求めている。
GDOでは、ウイルスに感染または感染のおそれのあるユーザーに対して、フリーダイヤルを設置して対応にあたっている。その他、改竄されたWebページを閲覧した場合にユーザーにどのような影響があったかなどについては現在調査中で、確認次第発表するとしている。
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( 三柳英樹 )
2008/10/03 16:13
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