ゼンリンは、PC用地図ソフトの最新版「ゼンリン電子地図帳Zi11」シリーズ6製品を11月14日に発売する。英字表示に対応したほか、3D地図上での建物名などの表示も追加した。
Windows Vista/XP/2000に対応。「DVD全国版」が1万4700円、他の地図ソフトユーザー向けの「DVD全国版 乗り換え専用」(数量限定)が1万1550円、「DVD全国版 ガイドブック付き」が1万6275円、「DVD関東・東海・関西版」「DVD東日本版」「DVD西日本版」が各8400円。
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「ゼンリン電子地図帳Zi11 DVD全国版」パッケージ
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「ゼンリン電子地図帳Zi11」画面
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地図データは、2008年4月までの市町村合併を反映した。全国版では、建物の形までわかる全国1158都市の市街地図(約1/1000縮尺相当)と、全国の道路地図(全国図~約1/6250縮尺相当)を収録。各地域版では、各エリア内の市街地図と全国の道路地図を収録している。スクロールや無段階ズーム表示が可能で、3Dモードでは東京都庁や横浜ランドマークタワーなどの建造物の3Dオブジェクトも収録している。
最新版ではまず、英字表示の地図データを新たに収録し、日本語表示と英語表示を切り替えられるようになった。また、3D地図表示上で、住所と主要目標物の名称を表示するようにした。文字は、建物の高さを考慮した位置に表示される。
このほか、地図検索時の住所の枝番表示を追加し、ピンポイント検索の精度を向上させたという。なお、検索エンジンには、日立製作所の「組み込みデータベースEntier」を使用しており、複数キーワードの絞り込み検索や表記のゆれに対応している。
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英字表示
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3D地図上での文字表示
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関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.zenrin.co.jp/news/081007.html
■関連記事
・ ゼンリン、2007年4月までの市町村合併情報を反映した地図ソフト(2007/10/09)
( 永沢 茂 )
2008/10/07 17:33
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