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「Apache Tomcat」に脆弱性、最新版へのアップデートで対策を


 情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターとJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10日、WebサーバーのApache上でJavaアプリケーションを動作させるためのソフトウェア「Apache Tomcat」において、権限のないクライアントからのリクエストが実行される脆弱性があることを公表した。最新版にアップデートすることで対策できる。

 IPAによれば、Apache Tomcatには、IPアドレスに基づくアクセス制限をした際に、本来エラーを返答するべきIPアドレスからのリクエストを実行してしまう脆弱性があるという。影響を受けるシステムは、Apache Tomcat 4.1.0から4.1.31まで、およびApache Tomcat 5.5.0。

 なお、開発者によると、現在サポート対象外となっているApache Tomcat 3.x、4.0.x、5.0.x も影響を受ける可能性があるという。一方、Apache Tomcat 6.0.x は影響を受けないことが確認されている。


関連情報

URL
  脆弱性情報(JVN)
  http://jvn.jp/jp/JVN30732239/index.html


( 増田 覚 )
2008/10/10 18:02

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