米Microsoftは13日、次期Windowsの正式名称が「Windows 7」に決定したと発表した。Windows 7は開発者向け会議のPDCとWinHECにおいて、開発者限定のプレベータ版として参加者に渡される予定。PDCは10月27日から30日まで、WinHECは11月5日から7日まで開催されるため、あと2週間程度でWindows 7の概要が世に出ることになる。
このことはWindows Vista公式ブログにおいて、Windowsプロダクトマネージメント担当コーポレートバイスプレジデントのMike Nash氏が明らかにした。
Windows Vistaの次のバージョンは、これまでコードネーム「Windows 7」と呼ばれてきたが、今回、正式名称もコードネームと同じ「Windows 7」に決定した。コードネームが正式名称に採用されるのは、Windows製品としては初めてだとしている。
この名称に決まった理由も説明している。Windowsは毎年発表されるわけではないため、日付を採用することはふさわしくないとされた。さらに、XPやVistaのような、目標や夢を込めた名称が付けられたバージョンも過去にはあった。しかし今回は、Windows Vistaで達成しようとしている目標をさらに進化させたバージョンであるため、新たな夢を込めた名称を付けるのはふさわしくないと考えられ、その結果、単にWindowsの7番目のリリースであることから「Windows 7」となったことが明らかにされた。
関連情報
■URL
Windows Vista公式ブログの該当記事(英文)
http://windowsvistablog.com/blogs/windowsvista/archive/2008/10/13/introducing-windows-7.aspx
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・ 米Microsoft、「Windows 7」についての情報を一部明らかに(2008/05/28)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/10/14 11:58
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