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Firefox 3.1 Beta 1の画面
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Mozillaは14日、Webブラウザ「Firefox」の次期バージョンとなる「Firefox 3.1」のベータ版(Beta 1)を公開した。対応OSはWindows Vista/XP/2000およびWindows Server 2003、Mac OS X 10.4以上、Linux。日本語版を含む36言語対応版が公開されているが、現時点では開発者向けのリリースとなっており、一般ユーザーの利用は推奨されていない。
Firefox 3.1 Beta 1では、レンダリングエンジンとして「Gecko 1.9.1」を採用。Web標準への準拠を進め、CSS 2.1およびCSS 3への対応を強化した。このほか、<video>タグと<audio>タグへの対応や、Geolocation APIへの対応などが行われた。
ユーザーインターフェイス面では、[Ctrl]+[Tab」キーによるタブの切り替え時に各タブをサムネイル表示する機能や、スマートロケーションバー機能に検索対象を指定する機能などが追加された。
また、Firefox 3.1に搭載予定の高速なJavaScriptエンジン「TraceMonkey」も搭載しているが、Beta 1ではTraceMonkeyは標準で無効化されている。機能を利用するためには、ロケーションバーから「about:config」画面にアクセスし、「javascript.options.jit.content」の値をtrueに設定する必要がある。
関連情報
■URL
ニュースリリース(英文)
http://developer.mozilla.org/devnews/index.php/2008/10/14/firefox-31-beta-1-now-available-for-download/
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・ Firefox 3.1アルファ2が開発者向けに公開(2008/09/08)
( 三柳英樹 )
2008/10/15 20:26
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