ネットエージェントは、PCからUSBメモリへのファイルの書き出しを禁止するツール「USB関所守」を31日に発売する。
USB関所守は、個々のクライアントPCへのインストールが不要で、サーバーに導入する。導入後は、アクティブディレクトリ内で管理するクライアントPCに対して、USBメモリの使用を禁止することで、社内からの情報漏えいを防ぐ。事前登録したUSBメモリの使用を許可することも可能。クライアントPCを社外に持ち出しても同様の制限が有効となる。
USBメモリのほかに、外付けHDD、SDカード、CD-R/DVD-R/BD-R、IEEE 1394、FDDの利用も禁止できる。個体識別が可能なUSBメモリや外付けHDDは、使用を許可した製品と同じ型番であっても私物のデバイスは使えない。情報漏えいが確認された場合には、デバイスの使用者、メーカー名、型番を検出できる。
USB関所守ではこのほか、P2Pソフトの実行を禁止する機能も搭載。発売時点では、「Winny」「Share」「Skype」など218種類のソフトの制限に対応しており、対応ソフトは随時更新される。
価格はクライアントPCが30台で7万2000円、100台で20万1000円など。サーバーOSはWindows Server 2003、Windows Server 2008、クライアントOSはWindows Vista/XPに対応する。
関連情報
■URL
USB関所守
http://www.netagent.co.jp/usb_ng.html
( 増田 覚 )
2008/10/16 15:02
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