東北新社は17日、子会社「オムニバス・ジャパン」の新卒採用に関する個人情報がインターネット上に流出したことが判明したとして、事態の経緯を公表し謝罪した。
東北新社によれば、流出した個人情報はオムニバス・ジャパンの2005年および2006年実施の新規学卒者採用における応募書類と、選考経過書類に含まれる110人分の個人情報。情報には、氏名、年齢、性別、住所、電話番号、メールアドレス、学歴などが含まれていたという。
流出の経緯としては、当時の採用選考の過程で、情報を部署内共有サーバーに一時保管していてたが、情報の一部が社内規則に違反して私物PCに保存され、社外に持ち出されたという。このPCにファイル共有ソフトがインストールされ、ウイルスに感染したことから、当該情報がインターネット上に流出したとみられている。
東北新社では、流出の原因については個人情報の取り扱いに関する社内規則が徹底されていなかったと説明。個人情報の流出が判明した応募者に対しては個別に連絡を行い、お詫びと経緯の説明をするとともに、グループ各社において社内規則の徹底を再度確認し、再発防止に努めるとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.c-direct.ne.jp/public/japanese/uj/pdf/10102329/20081017161743.pdf
東北新社
http://www.tfc.co.jp/
オムニバス・ジャパン
http://www.omnibusjp.com/
( 三柳英樹 )
2008/10/17 17:30
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