Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

Flash Player 10で3D仮想空間を表示可能にするエンジン「WEB3D」


WEB3Dデモサイトの画面
 プラスプラスは24日、「Adobe Flash Player 10」に対応した3D表示エンジン「WEB3D」を発表した。一般ユーザーには無償提供する予定だ。

 「WEB3D」は、Flash Player 10の3Dエフェクト機能を利用した3D表示エンジン。同エンジンをベースに3D仮想空間を構築することにより、Webブラウザ上で3Dアバターによるチャットなどが可能となる。

 「WEB3D」では、PCの性能に応じて表示モードを選択できる機能を搭載する。疑似的な3D表示と3Dアニメーション表示を切り替えることが可能。また、3Dポリゴンモデルと、キャラクターを伸縮させるボーン変形機能で多彩なアバターの表現が可能という。

 一般ユーザーは、プラスプラスのサイトからWEB3Dを無償でダウンロードできるようにする予定だ。また、法人向けには、WEB3Dを利用した3D仮想空間サービスの開発委託も請け負う。費用は個別見積もり。

 今後は、アバターをユーザーがカスタマイズできる機能や、フレンド・グループ・足跡などのSNS機能を追加する。開発者向けには、RSSなどの外部データを取り込めるデータ連携機能、各種3Dデータのインポート機能、サーバー構築支援サービスなどを提供する予定。なお、Flash Player 9対応版のクライアントも開発中という。


関連情報

URL
  プラスプラス
  http://www.plusplus.jp/

関連記事
「Flash Player 10」正式版公開、レンダリングエンジンを強化(2008/10/15)


( 野津 誠 )
2008/10/24 14:03

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.