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米McAfee、携帯電話をマルウェアから守るための8つの注意点


 米McAfeeは24日、携帯電話をマルウェアから守るための8つの注意点をまとめた文書を、同社のセキュリティアドバイスセンターで公開した。

 携帯電話やスマートフォンが高機能化しているために、ウイルスやスパイウェア、フィッシング詐欺、スパムなどにより様々な攻撃を行うことは既に可能だ。しかし幸いにして、これまで犯罪者による攻撃のレベルはそれほど高くはない。それだけに、今後被害に遭わないためにも油断せずに注意点に注目しておくのは賢明なことだ。

 McAfeeのモバイルセキュリティチームが挙げた8つの注意点は以下の通り。

  • 起動時とスクリーンセーバー時にPINコードを使用する。PINコードとは、携帯電話を起動する際に入力する暗証番号だ。これを使用すると、自分のアカウントが即座に悪用されたり、携帯をなくした際の金銭的被害を防ぐことができる。一般的にPINコードはSIMカードを保護するために使用される。

  • 見知らぬ番号には応答しない。特に5桁の番号は、テキストスパムやフィッシング詐欺に使用されることが多くなってきたとしている。

  • 使用していない時にはBluetooth機能をオフにする。これは、許可していない人が自分の端末と情報にアクセスすることを防ぐ。

  • Bluetoothを発見不可能モードにする。これは既にペアリングされている自分のデバイス以外のデバイスが、携帯電話にアクセスすることを防ぐ。

  • Bluetoothを使用する場所に注意を払う。新しいデバイスをペアリングする際、相手のデバイス名に特に注意を払う。

  • 頻繁に端末データをバックアップする。

  • 携帯を見知らぬ人に貸さない。例えば、「タクシーを呼ぶので携帯電話を貸してもらえないか」などと頼まれても断る必要がある。携帯電話に感染するウイルスには、手動でインストールする種類もあるからだ。

  • 付加的なセキュリティソフトウェアを利用する。


関連情報

URL
  米McAfeeが公開したアドバイス(英文)
  http://us.mcafee.com/root/identitytheft.asp?id=safeguarding_mobile


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/10/27 12:32

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