アイシェアは28日、「Google マップ」の「ストリートビュー」について、同社の無料メール転送サービス「CLUB BBQ」の会員443人に対して調査した結果を発表した。調査期間は10月13日~15日。
ストリートビューを「知っている」と回答したのは全体の70.0%で、ストリートビューが公開された8月に行った前回調査時と同程度だった。一方、ストリートビューを「知っている」と回答した310人における利用経験率は71.9%で、前回の65.9%から増加した。全体的に利用経験率が伸びており、特に男性が77.6%、30代が77.1%と高かった。
ストリートビューの提供地域の制限に関する設問では、「制限は不要」とした人が31.8%、「一部地域には制限が必要」が46.3%、「全面的に禁止して欲しい」が21.9%だった。
このうち、「一部地域には制限が必要」と回答した人に「日本でのストリートビュー撮影地域はどこならば良いと思いますか?」と聞いた設問(複数回答)では、「観光地はOK」が最も多く90.2%、以下、「大通りはOK」が78.5%、「ビジネス街はOK」が59.5%、「商店街はOK」が56.6%、「国道沿いはOK」が49.8% 、「歓楽街はOK」が45.9%、「高級住宅街はOK」が4.9%、「一般住宅街はOK」が3.4%だった。
関連情報
■URL
調査結果
http://release.center.jp/2008/10/2801.html
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( 永沢 茂 )
2008/10/28 17:35
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