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著作物の無許諾ネット公開、違法と「知らなかった」が24.2%


 内閣府政府広報室は23日、「知的財産に関する特別世論調査」の概要を公表した。調査は、知的財産に関する国民の意識について、今後の施策の参考とする目的で実施されたもの。調査対象は全国20歳以上の3000人で、有効回収数は1770人。調査期間は9月11日~21日。調査方法は調査員による個別面接聴取で、質問に関する資料を調査対象者に読んでもらった上で回答してもらう方式を採用している。

 調査によると、「インターネット上で個人により映画などが公開・共有されていたのを見聞きしたことがあるか」という質問に対しては、「よくある」「ときどきある」と回答した割合は33.8%、「ほとんどない」「まったくない」と回答した割合は62.3%だった。

 なお、回答者のインターネットの利用状況については、「ほぼ毎日利用している」が29.1%、「たまに利用している」が16.9%で、「ほとんど利用していない」が7.3%、「まったく利用していない」が45.8%、「わからない」が0.9%となっている。

 「他人の著作物を許諾なくインターネット上で公開・共有することが違法だと知っていたか」という質問に対しては、「知っていた」が75.8%、「知らなかった」が24.2%。インターネット上での違法な公開・共有への対策として有効な手段(複数回答)については、「違法行為に対する罰則強化」(53.8%)と「違法行為に対する取り締まりの強化」(51.8%)が過半数を超え、以下は「サイト運営者やインターネット接続事業者等による自主的な取組の促進」(31.8%)、「違法行為の防止に関する広報・啓発」(29.2%)、「著作権侵害等が発生している国に対する協力要請」(22.8%)などとなっている。

 また、偽ブランド品や海賊版CD・DVDなどに関する質問では、これらの品物を「ニセモノ」であるとわかった上で購入しているのを見聞きしたことが「ある」という回答が34.2%。「ニセモノ」と承知した上で購入することについては、「どんな理由でも購入すべきではない」が39.9%、「正規品よりも安いので、購入するのは仕方がないと思う」が27.3%などとなっている。


関連情報

URL
  知的財産に関する特別世論調査(PDF)
  http://www8.cao.go.jp/survey/tokubetu/h20/h20-chizai.pdf
  内閣府
  http://www.cao.go.jp/


( 三柳英樹 )
2008/10/29 20:25

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