米Googleは、共通のユーザーIDを複数のサイトで使えるようにする認証技術「OpenID」への対応を開始した。29日、同社サービスのアカウント「Google アカウント」をOpenIDとして使用するためのAPIを限定公開。これにより、Google アカウントを用いてOpenID対応サイトにログインできるようになる。
Googleが限定公開したAPIでは当初、OpenID 2.0プロトコルを採用。また、オプションとして、ユーザーのメールアドレスを要求することも可能だ。現時点で同APIに対応しているサービスのひとつに、Webオフィススイートを提供する「Zoho」が挙げられている。
関連情報
■URL
Google Code公式ブログ(英文)
http://google-code-updates.blogspot.com/2008/10/google-moves-towards-single-sign-on.html
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( 増田 覚 )
2008/10/30 12:19
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