OpenOffice.orgは29日、オフィススイート「OpenOffice.org」に発見された脆弱性を修正したアップデート版の「OpenOffice.org 2.4.2」を公開した。
OpenOffice.org 2.4.2では、WMFファイルとEMFファイルに関する2件の脆弱性を修正。特別に細工したWMF/EMFファイルが埋め込まれたStarOffice/StarSuite文書を開いた場合にバッファオーバーフローが引き起こされ、これにより任意のコードを実行させられる可能性があるという。
この脆弱性は、14日に公開された最新版の「OpenOffice.org 3.0.0」には影響は無い。OpenOffice.orgでは、現時点でこの脆弱性の悪用は確認されていないとしている。
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■URL
OpenOffice.org 2.4.2ダウンロード
http://download.openoffice.org/2.4.2/index.html
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( 三柳英樹 )
2008/10/30 12:26
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