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JPCERT/CC、脆弱性脅威分析情報を配信する「VRDAフィード」開始


VRDAフィードによる情報の例
 JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は31日、脆弱性脅威分析用の情報を定型フォーマットで表現する「VRDA(ヴァーダ)フィード」の試行配信を開始した。

 VRDAフィードは、ユーザーが脆弱性への対応に関する判断を行う際に必要となる脆弱性の脅威を把握するための情報を、分析基準項目に対応した分析値としてとりまとめ、定型データフォーマットで表現して配信するもの。脆弱性マネージメントの効率化を支援するWebアプリケーション「KENGINE」のためのデータ配信システムとして準備されていたが、KENGINEのユーザー以外にも使用してもらう目的で公開した。

 VRDAフィードでは、脆弱性そのものについての特性や、その脆弱性を取り巻く状況に関する情報をフィード形式で配信する。XML形式およびHTML形式で配信するため、一般のフィードリーダーとWebブラウザで利用できる。公開されたアドバイザリーや注意喚起に基づく脅威分析情報や、その他の一般記事や報道記事に基づく脅威分析情報を定型化して提供する。


関連情報

URL
  VRDAフィード
  http://www.jpcert.or.jp/vrdafeed/


( 三柳英樹 )
2008/10/31 20:07

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