ライブドアは31日、一般の開発者が制作したコンテンツを支援するプロジェクト「EDGE co.Lab(エッジコラボ)」を開始した。開発者からの申し込みに対して、ライブドアがプロジェクト化を検討。採用されたプロジェクトについては、同社がサーバーを期間限定で無償提供するほか、ポータルサイト「livedoor」のサービスとの連携、収益向上のためのアドバイスなどを行う。
開発者側は、新たなユーザー層の獲得や認知度の向上が見込めるほか、サーバーの提供を受けることで、快適なアクセス環境を無料で維持できるという。開発者が負担する費用は無料だが、サイトに「powered by EDGE」というロゴを掲載するほか、「OpenID」(可能な場合のみ「livedoor Auth」)への対応、サーバーの移転作業、ユーザーサポートなどを行う必要がある。サーバーの提供期間は1年程度の予定。
ライブドアは、コンテンツ開発のコスト削減、livedoorのページビュー数の増加を図る考え。現時点では、プロジェクトで得た収益は開発者に支払われるが、今後は開発者とライブドアで収益を分配する仕組みも検討する。第1弾案件としては、マージャンに関するコミュニティサイト「麻雀上達コミュニティ『何切る?!』」を採用した。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://corp.livedoor.com/pressrelease/2008/10/1031-01.html
EDGE co.Lab
http://labs.edge.jp/colab/
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( 増田 覚 )
2008/10/31 20:21
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