JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4日、Webページを閲覧する際に注意すべき事項をまとめた「技術メモ - 安全なWebブラウザの使い方」を公開した。1)Web環境を取り巻く脅威、2)Webを閲覧する前に確認しておくべき事項、3)各Webブラウザに共通する設定上の注意事項、4)Webブラウザの操作上での注意事項――などの項目を紹介する。
Web閲覧前に確認すべき事項としては、OSやブラウザを最新の状態に保つとともに、セキュリティ対策ソフトを導入することを推奨。サポートが終了したOSやブラウザ、アドオンについては、脆弱性やバグが発見されても修正が行われないため、利用すべきではないと注意を促している。
また、各Webブラウザに共通する設定上の注意事項では、スクリプトやポップアップウィンドウを制限するほか、脆弱性があるSSL 2.0を無効化する必要があると説明。あわせて、これらの注意事項について、Internet Explorer、Firefox、Safariで設定する方法も紹介している。
関連情報
■URL
技術メモ - 安全なWebブラウザの使い方(PDF)
http://www.jpcert.or.jp/ed/2008/ed080002_1104.pdf
( 増田 覚 )
2008/11/04 15:35
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