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グーグルは4日、Googleマップの「マイマップ」機能を利用しているユーザーに対して、公開設定の確認を呼びかけた。同社公式ブログで注意点などを説明しているほか、Googleマップのトップページにも同ブログ記事へのリンクを掲載している。| 
 |  | 不適切なマイマップの削除申請フォーム |  
 マイマップ機能は、ユーザーがGoogleマップの上に目印やコメントなどを付けてカスタマイズした地図を作成できる機能だが、中には顧客情報などの個人情報をマイマップに登録して一般に公開されている例があり、最近になってユーザーからの指摘が相次いでいる。
 
 マイマップは、作成時の初期設定では一般に公開されるようになっている。また、「非公開」に設定していても、検索結果には表示されなくなるが、マップに割り当てられたURLを知っていれば誰でもアクセスは可能となっている。
 
 グーグルでは、マイマップ作成時の公開設定について、従来の「非公開」という表記ではわかりづらいという指摘を受けたとして、表記を「限定公開(URLで共有)」に変更。また、「公開」も「一般公開」に表記を変更し、注意書きも「検索結果や自分のプロフィールにこの地図が表示されます。URL(アドレス)を知らなくても、検索結果などから地図にアクセスできます」と従来よりも長くなった。また、不適切なマイマップについては、Webから削除を申請できるフォームを設けている。
 
 グーグルではマイマップのユーザーに対して、公開設定を確認し、公開したくない情報を謝って一般公開している場合には、限定公開とするか情報ごと削除することを推奨している。また、検索結果からの情報の削除には時間がかかるため、自身のマイマップの情報を検索結果からも早急に削除したい場合には、フォームから削除を申請するとともに、情報をマイマップから削除してほしいとしている。
 関連情報
 
 ■URL
 Google Japan Blogの該当記事
 http://googlejapan.blogspot.com/2008/11/blog-post.html
 Mapsヘルプ:マイマップの違反を報告
 http://maps.google.com/support/bin/request.py?contact_type=mymaps&hl=jp
 
 ■関連記事
 ・ Googleマップの「マイマップ」公開設定に注意、個人情報掲載例も(2008/11/04)
 ・ 「Google マップ」上に“マイ地図”を作れる新機能(2007/04/05)
 
 
 
 
( 三柳英樹 )
2008/11/05 12:41
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