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東京駅付近の「概観図」
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「Photosynth」データの検索結果画面
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Microsoftの地図サービス「Live Search Maps」に、日本国内の画像が大量に追加されたことが6日、明らかになった。また、8月に公開され、現在実験中のサービス「Photosynth」もLive Mapsから簡単に利用できるようになっている。
今回、日本で追加されたのは、東京の「概観図」と、札幌、長野、富士山、名古屋、大阪、京都、松山、神戸、広島、福岡、北九州地域の航空写真だ。概観図とは、上空からの斜め視点の航空写真のことで、英語版で「Bird's eye view」と呼んでいるものだ。
日本以外にもスペインの航空写真や米国の諸都市、英国、ドイツ、オーストリア、ルクセンブルク、オーストラリアなどの概観図も加えられ、合計41.07TBにも上るデータが追加されたことになる。
さらに、Live Search Mapsのページ内からPhotosynthのデータが利用できるようになった。
Photosynthは、複数のユーザーが撮影した建物や景色などの写真を持ち寄ることによって、全体像の3Dモデルを自動生成するシステムだ。ただし、Photosynth機能を利用するには、あらかじめ「Photosynth Viewer」がインストールされている必要がある。
その上でLive Search Mapsの右上の「コレクション」から「周辺コレクションを探す」をクリックする。左欄に表示されたデータのうちPhotosynthタグを選択すると、表示されている地図画面中にPhotosynthに対応したデータがある場合は表示されることになる。
国内では、例えば六本木ヒルズや東京タワーなどの名所をPhotosynthで見ることができる。
関連情報
■URL
Live Search Maps
http://maps.live.com/
Virtual Earthエバンジェリストによるブログの該当記事(英文)
http://blogs.msdn.com/virtualearth/archive/2008/11/06/photosynth-exploration-in-live-search-maps.aspx
Virtual Earthエバンジェリストによるブログの該当記事(英文)
http://blogs.msdn.com/virtualearth/archive/2008/11/05/virtual-earth-imagery-release-october-2008.aspx
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/11/07 12:14
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