甲南女子大学は15日、同大学の在学生と保証人、2002年度から2007年度までの卒業生の個人情報3198件がインターネット上で閲覧可能な状態であったことを明らかにした。大学職員がFTPソフトの操作を誤り、個人情報をサーバーの公開フォルダに保存したことが原因だ。
閲覧可能だったのは、氏名、住所、電話番号(固定・携帯)など。11月11日に卒業生からの指摘を受け発覚した。卒業生は、自身の名前を検索エンジンに入力したところ、個人情報を含むファイルが閲覧可能な状態となっていることに気付いたという。甲南女子大では該当者に対し、個別にお詫びの文書を送付した。
甲南女子大の調査の結果、個人情報を含む複数のファイルが9月29日16時36分のタイムスタンプでアップロードされていたことが判明。直ちにサーバー側のファイルを削除するとともに、Googleの検索エンジンに残っていたファイルのキャッシュについても削除依頼を行い、11月14日に削除を確認したという。
関連情報
■URL
インターネット上の個人情報閲覧可能状態発生に関する報告について
http://www.konan-wu.ac.jp/news1/n_detail.php?id=492&un_id=36b443c344cdfa3031306f64bc80e33e
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( 増田 覚 )
2008/11/17 15:16
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