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「Google Analytics」がFlashコンテンツのアクセス解析に対応


 米Googleは17日、アクセス解析サービス「Google Analytics」で、Flashコンテンツの解析に対応した。

 Google Analyticsは、サイトの人気ページやユーザーのページ遷移パターンなどを解析できるオンラインサービスだが、Flashコンテンツについては動画の視聴数や人気コンテンツなどのデータを追跡することは難しかった。今回、Google AnalyticsがFlashに対応したことにより、こうした解析が容易になるとしている。

 仕組みとしては、Flashのプログラミング言語「ActionScript 3」に、Google Analyticsのトラッキングコードを埋め込む形になる。Googleでは、FlashとFlexのためのトラッキングライブラリを公開。ライブラリは、技術者ではないデザイナーから熟練したプログラマーまでが簡単に利用できるようにしたとしている。

 さらに、トラッキングコードの質を改善するため、GoogleではソースコードをApache2ライセンスで公開した。開発者はトラッキングコードのバグを修正したり、新機能を追加することも可能となる。

 現時点でこのトラッキングコードは、JavaScriptバージョンと同じように、キャンペーン追跡、ページビュー、イベントトラッキングなどの機能を提供している。そのため、今後はGoogle Analyticsを使って、Flashで作成された動画サイトやウィジェット、オンラインゲームなどのコンテンツにユーザーがどのように反応するかを、Google Analyticsのビジュアルを使って分析、追跡できるようになる。


関連情報

URL
  Google Analytics公式ブログの該当記事(英文)
  http://analytics.blogspot.com/2008/11/want-to-track-adobe-flash-now-you-can.html
  Flashトラッキングコードの技術者向けドキュメント(英文)
  http://code.google.com/apis/analytics/docs/flashTrackingIntro.html


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/11/18 12:05

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