米国の老舗パソコン雑誌「PC Magazine」が19日、雑誌の印刷をやめ、デジタル版のみに移行することを発表した。
最終版となるのは2009年1月号で、2009年2月以降はデジタル版のみが発行されることになった。デジタル版は既に2002年以来発行されている。デジタル版はメールで届けられ、ダウンロードした誌面は印刷や検索が可能だ。
印刷版を廃止した理由として編集長のLance Ulanoff氏は、「実際の所は、増加し続ける印刷と配送費用が、物理的な商品の製造を擁護しようもないビジネスへと変えてしまったということだ」とコメントしている。PC Magazineは、1982年に創刊した老舗のパソコン誌で、27年に渡って印刷版の発行が続けられてきた。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.pcmag.com/article2/0,2817,2335009,00.asp
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/11/20 11:24
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