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ウイルス混入が確認されたストラップ型USBメモリ。緑色のほか、赤色、青色の3色がある
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日本ビクターは28日、販売促進用として2008年7月から配布していたストラップ型USBメモリについて、一部製品にウイルスが混入していたことを明らかにした。日本ビクターではユーザーに謝罪するとともに、該当製品の使用者に対して、PCがウイルスに感染していないかどうかの確認を行うよう呼びかけている。
ウイルスの混入が確認されたのは、日本ビクターが2008年7月~11月に販売促進用として配布していた、ストラップ型のUSBメモリ(緑色、赤色、青色の3色)。対象台数は1015台。混入していたウイルスは、オンラインゲームのIDとパスワードを盗みだそうとする「TSPY_QQPASS.CKS」と、USBメモリ挿入時に自動実行を試みる「Mal_Otorun1」の2種類。
日本ビクターでは、ウイルス駆除に関する手順を解説するサイトを開設。既に該当のUSBメモリを使用している場合には、ウイルス対策ソフトやオンラインスキャンサービスを利用してウイルスの確認・駆除を行ってほしいとしている。また、未使用の該当製品の所有者に対しては、安全を確認している製品との交換を行うとしている。
関連情報
■URL
販売促進用ストラップ型USBメモリ 不具合のお知らせとお詫び
http://www.victor.co.jp/support/info/usb/index.html
ストラップ型USBメモリ ウイルス駆除手順について
http://www.victor.co.jp/support/info/usb/scan.html
( 三柳英樹 )
2008/11/28 20:40
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