ソリッドネットワークスは、テニスゲーム「ファンタテニス」公式サイトの一部ページが改ざんされたことを明らかにした。8日午前2時39分頃から午前5時50分頃までの間に閲覧したユーザーがウイルスに感染した恐れがあるという。9日午後10時には、ゲームの新規登録やポイントの購入など一部コンテンツを除いてサービスを再開した。
「ファンタテニス」公式サイト内のNEWSページおよびゲーム起動ページに不正なタグが埋め込まれ、閲覧したユーザーのPC上で悪意のあるサイトのスクリプトが実行される恐れがあったという。スクリプトはMicrosoft OfficeおよびRealPlayerの脆弱性を悪用するもので、最新版にアップデートしていない場合はウイルス感染や悪意のある攻撃を受ける可能性があるとしている。
ソリッドネットワークスでは、改ざんされていた期間に「ファンタテニス」のすべてのサイトにアクセスしたユーザーに対して、ウイルス対策ソフトを最新版に更新した上でウイルススキャンを実行するよう呼びかけている。あわせて、Windows Updateの実施、Microsoft OfficeおよびRealPlayerのアップデートも行ってほしいとしている。
関連情報
■URL
ファンタテニス公式サイト
https://www.fantatennis.jp/
ファンタテニス公式サイトの改ざんに関するお知らせ
https://www.fantatennis.jp/20081209.html
( 増田 覚 )
2008/12/11 13:08
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