ライブドアは、実験サイト「livedoor ラボ『EDGE』」にて、レコメンデーションエンジン「Cicindela(シシンデラ)」のソースコードを24日に公開した。Google Code上でMIT Licenseにて無償配布している。
「Cicindela」は、ライブドアが独自開発したレコメンデーションエンジン。「このページを見た人はこんなページも見ています」といったレコメンド機能を既存のサービスに追加できる。PerlとMySQLで構築したサービスに対応する。
また、id値のみをやりとりするhttpベースの簡潔なAPIや、何種類ものフィルタを組み合わせることが可能なカスタマイズ性を特徴としている。このほか、タグを考慮する、カテゴリで範囲を絞る、複数のアルゴリズムを組み合わせる、アクセスログを追跡してレコメンデーションを生成するといった機能を利用できる。
ライブドアでは、2008年8月から「EDGE」にて、開発者の支援を目的とした技術を公開している。「Cicindela」もその一環という。同社は、「今回のレコメンデーションエンジンをCGM系のサイトに導入してもらうことによって、サイト内の回遊が増え、ユーザーにより良いコンテンツを提供できるようになり、それがインターネット全体の活性化に繋がると考えている」としている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://corp.livedoor.com/pressrelease/2008/12/1224-01.html
Cicindela
http://labs.edge.jp/cicindela/
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( 野津 誠 )
2008/12/25 14:29
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